蘊蓄;春

ちょっと深掘りな春の蘊蓄

  • 「春眠暁を覚えず」の真意: よく知られたこの言葉ですが、単に「春の眠りは気持ちよくて朝起きられない」という意味だけではありません。春は陽気がよくなり、体も緩みがち。そのため、深い眠りに入りやすく、朝になってもなかなか目が覚めない、という生理的な現象も含まれていると言われています。
  • 桜の開花前線と気温の関係: 桜の開花は、冬の寒さと春の暖かさのバランスによって決まります。一定期間の寒さにさらされることで休眠打破が起こり、その後、気温が上昇することで開花が進みます。地域によって開花時期が異なるのは、この寒さと暖かさの蓄積量が違うためです。
  • 春の嵐「春一番」のメカニズム: 春一番は、立春から春分の頃にかけて、日本海低気圧が発達しながら通過する際に吹く、暖かく強い南風のこと。この風によって、冬の寒さが終わり、春の訪れを感じさせる現象です。江戸時代、壱岐郷ノ浦の漁師たちが春の初めに吹く強い南風を「春一」と呼んでいたことが語源です。

春の選抜に出場した壱岐高校でしたが、長崎県の壱岐から「春一番」という言葉が生まれた事には、少し鼻が膨らむ思いがしますね!

では、良い週末をお過ごしください。

ジャネ!!

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