パワハラと叱咤激励(しったげきれい)の違いって何

パワーハラスメントと叱咤激励は、いったい何が違うのかまとめてみますと、

叱咤激励は、相手の成長を願う建設的な行為ですが、パワハラは、相手を傷つけ、成長を阻害する非人道的な行為です。指導する側は、自身の言動が相手にどのような影響を与えるかを常に意識し、両者の違いを明確に理解することが重要ですね。

よくある事例ですが、結果を残せない新人に「しっかり頑張れ!」という声掛けをしますね。

パワハラも叱咤激励のどちらも、結果を残させたいという応援の気持ちがあるのは同様だと思うのですが、いつからか、何かから行き違いがおこり、意思の疎通が損なわれて分岐するような気がします。

私たち昭和高度成長期世代にとっては、気合を入れるためのビンタやケツバットなどが当たり前だった、というか、それが必要だと思っていたので、現代は非常に難しい時代となった気がしています。

今の時代、頑張れない、頑張ろうとしない、頑張り方が分からない、そんな若者が増えてきているのは事実の様です。そんな存在に懇切丁寧な指導だけで、いったい本当に役に立つのだろうか? 不安です。

オリンピックの柔道の試合などで、選手の背中や腰を指導者がバンバン叩いたり、頬を叩いたりします。あれは試合への闘志を燃え上がらせるための儀式的な意味合いなどがあるといわれています。

あれもやっぱり意思の疎通が欠けている間柄では、パワハラ的暴力となるのでしょうね。

もう少し考えを掘り下げる必要があるようです。

孫の中学入学においてふと考えたデーマでした。

それでは。また。

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