整骨院と健康保険-3
今回は「整骨院における特別料金の設定」についてお伝えしましょう。
令和6年10月からの柔道整復療養費の改定について
2024年10月1日から、柔道整復療養費(整骨院の施術費用)に関する制度が変更となり、長期・頻回の施術を受けた場合に、患者が全額自己負担となるケースが増えることになりました。
具体的には、以下のケースが該当します。
- 1ヶ月に10回以上の施術を5ヶ月連続で受けた場合:
- このようなケースでは、5ヶ月目以降の施術費用は、患者が全額負担となる可能性が高くなります。
ただし、全てのケースで全額負担になるわけではありません。
- 医療機関との連携: 医師の指示のもと、治療を受けている場合は、保険適用となる場合があります。
- 症状の重篤さ: 症状が重篤で、長期的な治療が必要な場合は、個別に判断されることがあります。
改定の背景
この制度の変更は、医療費の適正化と、保険財政の安定化を目的として行われました。
患者さんへの影響
- 経済的な負担: 頻繁に施術を受ける方は、経済的な負担が増える可能性があります。
- 治療計画の見直し: 施術の頻度や内容の見直しが必要になる場合があります。
- 医療機関への負担増: 患者への説明や事務作業が増えるため、医療機関側の負担も増える可能性があります。
注意点
- 個々のケースによって異なる: 必ずしも全てのケースで全額負担となるわけではありません。
- 医師や整骨院への相談: 治療方針や費用について、医師や整骨院に相談することが大切です。
- 保険制度の変更: 今後も制度が変更される可能性があります。
10日以上が何故頻回なのか?
高齢者を考えると、何故5ヶ月以上の施術が抑制されるのか?
いろいろと??? が多い業界でもあるのです。
そんな??? なことをテーマにお伝えする機会も持ちたいと考えています。
少し長文でした、ではでは次回。