骨挫傷について 3
レントゲンには映らない骨挫傷は、軽い障害とみなされ湿布を処方される程度がほとんどです。
湿布をはった上からネット包帯をかぶせたり、伸縮包帯で軽く圧迫したりしてもらえればラッキーな方ですね。
しかしながら、骨の障害ですから、まず安静がしっかり施されなければ痛みはいつまでも続きます。
半年や一年続く痛みなんて、珍しくありません。
「病院でレントゲンを撮っても異常なかったのに、何故いつまでも痛みがとれないのか?」
と、言った主訴で見える方々のほとんどが、この骨挫傷の放置によるものです。
当院では、症状の程度に応じた安静固定を実施します。
損傷が軽度の場合 ⇨ テーピング固定を行います ⇨ 伸縮性のあるものから固定力の高いものまで症状に対応します
損傷が中等度の場合 ⇨ 包帯固定を行います ⇨ これは綿包帯であって、伸縮性はない固定力の高い古来からのものです
ちなみに、綿包帯の起源は古く、紀元前から存在していたとされています。古代エジプトやローマ時代には、綿や布を使った包帯が使用されていた記録があります。また、日本でも奈良時代から平安時代にかけて、綿や布を使った包帯が使われていたとされています。 整骨院の施術において「包帯は命である」という言葉があるくらいです。
損傷が強度の場合 ⇨ 固定具を作成し実装します ⇨ ギプス固定や金属副子と比べても遜色のない強固な固定力です
このような安静固定があって初めて損傷部位の回復が図られ、数日から数週間で痛みが落ち着いてきます。
これが髙谷整骨院の得意とする外傷施術の代表例「骨挫傷の施術」となります。
それでは。