骨挫傷について 5

靭帯損傷とはつまり捻挫のことですね。

捻挫とは、関節をひねったり、急に強い力が加わったりすることで、関節を支えている靭帯が伸ばされたり、切れてしまったりする怪我のことです。

靭帯(じんたい)とは、骨と骨を繋ぎとめる、強靭な線維束のことです。関節の安定性を保ち、関節が本来の動きをする範囲内で動くように支えています。

靭帯の役割

  • 関節の安定化: 関節が正しい位置に保たれるように支えます。
  • 関節の動き制限: 関節が過度に動かないように制限し、損傷を防ぎます。
  • 衝撃吸収: 外力から関節を守るクッションのような役割も果たします。

靭帯の損傷

捻挫などにより、靭帯が伸ばされたり、切れてしまったりすることがあります。靭帯の損傷は、スポーツ選手だけでなく、日常生活でも起こりうる怪我です。

  • 軽 度: ステージ1:靭帯が少し伸びた状態。
  • 中等度: ステージ2:靭帯が部分的に断裂している状態。
  • 重 度: ステージ3:靭帯が完全に断裂している状態。

靭帯損傷の症状

痛み: 損傷した部分に強い痛みを感じます。

腫れ: 損傷した部分に腫れが生じます。

熱感: 損傷した部分が熱を持ちます。

関節の不安定感: 重度の場合は、関節がグラグラする感じがします。

この様な症状があるにもかかわらず、レントゲン検査では異常はないわけですから、シップや鎮痛剤の投与のみということが常態化しているのが実情です。

しかしながら、早期の回復、正常機能への復帰には正しいRICE(高谷整骨院の在り方②を参照してください)の実施が絶対不可欠です。

次回は、やっと整形外科の世界でも安静固定が常識化しつつある証左としての⇩「エアキャスト」のご紹介をしましょうかね。 ではでは。

    

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