温めるのか、冷やすのか?-4

今回は「温める場合は?」についてお伝えします。

はっきり原因がある場合の損傷を「急性外傷」と呼ぶことはお伝えしました。

こうした急性外傷と呼べる損傷においては、すべて冷やす方がいいように思えますが、実はそうではありません。

急性外傷と呼ぶべき原因がある場合においても、すべてに炎症が起こっているとは限らないからです。

わかりやすくギックリ腰を例にとりましょう。

重たい物を無理に持ち抱えてギクッとなって腰を動かせなくなる、、、 典型的な腰部(腰椎)捻挫の状態です。

しかし、このような顕著に発症原因がある損傷においても「自発痛」を伴わない場合が多くあるのです。

体を動かそうとすると激痛があるが、じっと安静にしていれば痛みはない。 と、いう状態です。

このような場合は冷やすのではなく温める方が経過は良くなります。

いったい何故でしょうか?

その答えは次回に。

それでは。

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