温めるのか、冷やすのか?-2

はっきり原因があって痛み出したもの、これを「急性外傷」と呼びます。

整骨院が扱う外傷には、これ以外に「亜急性外傷」というものがありましたが、取り上げられてしまいました。

これについては別の機会に書きたいと思います。

この急性外傷において、分かりやすく物を持ち上げた際に急にギックリ腰を起こした場合を想定しましょうか。

この時に患部を温めるのか、冷やすのか?

見極めのカギとなるのが ⇨ 自発痛 です。

自発痛とはつまり安静時痛のこと、じっと安静にしていてもズキズキした痛みがある場合が自発痛です。

これは患部に炎症を起こしているから起こる症状です。

この場合は『冷やす』が正解ですね。

逆に動作時に痛みがあるけれど、安静時には痛みはない、つまり自発痛は無い場合は炎症を伴ってはいないので『温める』が正解となります。

ただし、自発痛がある場合でも、寒冷の時期はアイシングの必要はありません、熱いお風呂には入らないとかの程度でいいと思います。

後はシップ等を貼って炎症を抑える処置があれば十分な「冷やす」効果となるでしょう。

では、今日はこの辺で。

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