整骨院とは? ⇨ 定義
コロナ禍による影響が、今医療界に来院数の減少という形で大きなダメージとなっています。
必要不可欠な治療は何ら変わらず必要とされたままなのでしょうが、コロナ禍に「不要不急」という言葉が多く語られたように、医療の世界でも「念のために」とか「用心のために」などという要求が削除されてきているように感じます。
そんな中に今後の整骨院の在り方や将来像を考えているのですが、その前に、そもそも整骨院とは何なのか世間に理解されているのだろうかという疑問が湧きました。
ので、今日は整骨院・整体院・鍼灸院・マッサージ治療院の定義化を行ってみました。 下に列記しますのでご覧ください。
それぞれの施術院には異なる定義と特徴があります。以下にまとめました。
整骨院(接骨院)
- 定義: 柔道整復師が運営する施術所で、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷などの外傷に対して、手技による施術を行う施設。
- 特徴: 手術や投薬を行わず、徒手整復や固定、リハビリを通じて自然治癒力を促進する。
- 保険適用: 健康保険が適用される場合があるが、慢性的な肩こりや腰痛などは対象外。
整体院
- 定義: 骨格や筋肉のバランスを整えることを目的とした民間療法を提供する施設。
- 特徴: カイロプラクティックやオステオパシーなどの技術を取り入れ、姿勢矯正や筋肉の調整を行う。
- 保険適用: 国家資格が不要なため、健康保険の適用はなく、自由診療が基本。
鍼灸院
- 定義: 鍼(はり)や灸(きゅう)を用いて、ツボを刺激し、体調を整える施術を行う施設。
- 特徴: 東洋医学に基づき、経絡や経穴(ツボ)を刺激して血流改善や痛みの緩和を図る。
- 保険適用: 一部の疾患(神経痛、リウマチ、五十肩など)に対して医師の同意があれば健康保険が適用される。
マッサージ治療院
- 定義: あん摩マッサージ指圧師が運営し、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善する施術を行う施設。
- 特徴: 指圧や揉みほぐしを通じて、リラクゼーションや健康維持を目的とする。
- 保険適用: 筋麻痺や関節拘縮などの症状に対して、医師の同意があれば健康保険が適用される
以上が定義や特徴のまとめです。
来週はその中で、当院が描く今後の在り方や将来像を形にしてみたいと思います。
では、良い週末をお過ごしください。 雨の様ですが、、、(体調にご留意を)